信徒神学校(通信教育講座)第27期案内

新着情報, 諸委員会からの案内:2021年08月24日

通信教育講座の信徒神学校、第27期のご案内です。

第27期信徒神学校へのお誘い

校長 マルコ平岡義和

 コロナのために首都圏の教会では礼拝が休止されるなど不自由な日々が続いていますが、主にある平安をお祈り申し上げます。
 さて、多くの聖職、信徒の皆さまのお支えのもと、信徒神学校も27期がスタートすることとなりました。
 今期は、お二人の講師による講座が設けられます。一つは、使徒の後を継いだ人々により書き記された「使徒教父文書」についての片山謙司祭の講座です。もう一つは昨年東北教区から移籍された中山茂司祭による十字架、イコンなどキリスト教の図像学に関する講座です。いずれも古代から今に続く教会、そして信仰に影響を及ぼしてきたものであり、その学びを通して私たちの信仰について振り返るよすがとなればと思います。ぜひ受講を申し込みいただければと思います。
 また、信徒神学校では、毎回2~3月に直接講師から話をうかがうスクーリングとともに、特別講演会を開催しています。26期は、コロナのために、対面による開催は断念し、Zoomを用いてスクーリングを行うとともに、「キリスト教徒はなぜ歌うのか」と題したスコット・ショウ先生の講演動画を教区のホームページで公開し、Zoomで質疑応答を行う形で特別講演会を実施しました。どちらも好評でしたが、できれば今期はコロナが下火となり、また一同に会して開催することができることを願いつつ、現在特別講演の講師の選定など準備を進めています。こちらも楽しみにしていただければと思います。
 今期もスタッフ一同、多くの方々が受講していただくことを願っています。

(静岡聖ペテロ教会信徒)

 


信徒神学校のお勧め

教区主教 主教イグナシオ入江 修

 ♰主にある平安をお祈りいたします。
 昨年から続くコロナ禍にあって未だ感染の終息が見通せない中、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 今年も、皆さまに信徒神学校の新期開講をご案内する期節となりました。第27期が開講されることに感謝です。
 今期は、片山 謙司祭による「使徒教父文書」と中山 茂司祭による「キリスト教の図像・シンボルについて」の二つの講座を開講いたします。
 信徒神学校は、講師が作成したテキストを介して講師と受講者が直接やり取りすることが特徴です。そして、講師もまた受講者と共に、受講者の皆さんが提出されるレポートを通じてフィードバックを受け、多くの学びや気づきを与えられます。
 なお、今年はZoomによる開催となったスクーリングと特別講演会は、来年2022年はぜひ皆さんが一堂に会して開催できることを期待しております。テーマと講師が決まりましたら、ご案内いたします。
 コロナ禍で人と人との繋がりが厳しく制約される中、第27期信徒神学校の受講が皆さまの信仰のよき糧となり、真理への理解がますます深められ、そして主にあって豊かな交わりのよい機会となりますことを願っております。

主にありて


コース案内

①使徒教父文書

講師 司祭ルカ片山 謙
(林間聖バルナバ教会牧師、厚木聖ヨハネ教会管理牧師)

 この講座では、使徒教父文書を扱います。
 初代教会以降のキリスト教伝承の中で、諸々の文書が成立しました。その諸々の文書の中に新約聖書正典の27書も数えられます。この新約聖書正典27書とほぼ同時代に成立し、新約聖書正典に含まれなかったものの、ある時代、ある地域において正典同等、またはそれに類似する位置の書物として扱われた文書を含み、より後期の「教父文書」よりも以前に成立した10の諸文書のことを「使徒教父文書」といいます。
 「使徒教父文書」に含まれる文書は「十二使徒の教訓(ディダケー)」「バルナバの手紙」「クレメンスの第一の手紙」「クレメンスの第二の手紙」「イグナティオスの手紙」「ポリュカルポスの手紙」「ポリュカルポスの殉教」「パピアスの断片」「ディオクネートスへの手紙」「ヘルマスの牧者」です。
 私たちの信仰の基に聖書正典があり、その基を囲むように新約聖書正典と同時代に成立した使徒教父文書などの書物、その他使徒たちに始まり今日に至る教会の歩み、そのような有形無形の諸伝承があることを皆さんとこの講座を通して感じ取ることができればと思います。
 受講される方は以下の書籍を講座が始まるまでに各自ご準備ください。
『使徒教父文書』荒井献[編]講談社文芸文庫(定価2,090円)ISBN 978-4-06-197607-8(Amazon.co.jpへ直接リンク)

②キリスト教の図像・シンボルについて

講師 司祭フランシス中山 茂
(館山聖アンデレ教会牧師、鴨川聖フランシス教会・南三原聖ルカ教会・安房大貫キリスト教会管理牧師)

 教会で用いられている図像やシンボルについて学びたいと思います。それにより信仰生活が豊かになり、聖書理解も深まると思います。
 フレスコ画、ステンドグラス、モザイク、礼拝用具に彫られている彫刻や飾り、フロンタル、タペストリー、祭服等々、私たちは様々の画像・表象・シンボルに囲まれて礼拝をしています。
 偶像崇拝はいけないと十戒に定められていた背景から、ユダヤ教のもとでは積極的には絵画も彫像も作られず、象徴やシンボルもあまり作られていなかったようです。さらに迫害の時代にはキリスト教をにおわせるものを身近に置くことはできませんでしたから、今、普通に教会で用いられている多くのものは初代教会にはありませんでした。
 グーテンベルクによって印刷術が発明されるまで、印刷された書籍も一般には流通してはいなかったので、私たちにあたりまえの印刷された聖書も祈祷書も聖歌集も教会にはなかったのです。私たちが知っているキリスト教の環境はだんだんと整えられたきたものです。
 イコンやキリスト教絵画の鑑賞も出来たらと思っています。
 建築中のサグラダファミリア教会がいい例ですが、今の時代には、工夫した新しい表象やシンボルが必要なのかもしれません。教会生活のヒントが与えられることを望んでいます。


第27期 要項

  • ・10月1日開講
  • ・期間
    2021年10月1日~2022年5月31日
  • ・講座形態
    1か月に1回(全6回)講座テキストを送付します。レポートを返送する通信方式。3回以上のレポート提出をお願いいたします。
  • ・スクーリング
    期間内に開催。第27期は2022年2月または3月開催予定。
  • ・受講料
    1講座6,000円。テキスト代、発送費、スクーリング代を含みます。レポート送料は受講者負担となります。
  • ・受講申込
    「信徒神学校受講申込」(別添葉書)もしくはFAX・メールにて下記事項をお送りください。
    1. 科目番号:①使徒教父文書 ②キリスト教の図像・シンボルについて
    2. 氏名:
    3. 性別:
    4. 年齢:
    5. 郵便番号:
    6. 住所:
    7. メールアドレス:
    8. 電話番号:
    9. ご意見・ご要望:

    ※頂いた個人情報は横浜教区信徒神学校用としてのみ使用するものです。その他の目的に使用することはありません。

  • ・送付先
    〒221-0852 横浜市神奈川区三ツ沢下町14-57 横浜教区教務所内 信徒神学校事務局
    TEL:045-321-4988
    FAX:045-321-4978
    Mail:shuumu@anglican.yokohama

  • ・申込締切
    2021年9月18日(土)(途中でも希望があれば申込を受けつけます)

  • ・費用支払
    申込を頂きますと受講料のご案内と郵便振替用紙をお送り致します。郵便局より振込んで下さい。

  • ・信徒神学校スタッフ
    校長:マルコ平岡義和
    チャプレン:司祭バルナバ田澤利之
    教育主事:司祭バルナバ吉川智之
    事務局スタッフ
     ヨセフ舘野裕之
     ペテロ高橋紀道
     セシリヤ富安厚子
     ヨセフ和田 實


ポスターパンフレットがダウンロードできます。