主日の守り方について

主日の守り方について3_2_20200303のサムネイル横浜教区の皆さまへ

✟主の平和
新型コロナウィルスの感染拡大に対して、急遽、主日礼拝の休止という今まで経験したことのない対応をいたしました。主日礼拝の休止を決めたのが2月27日(木)の夜遅くでしたので、皆さまの中にも戸惑いと混乱・困惑が多々おありだったものとご推察申し上げますと共に、至らぬ点を深くお詫びいたします。
それで、教区内において主日礼拝を休止するにあたり、以下のことをお願いいたします。
教役者の方々には、2月28日(土)にお知らせした内容と重複いたしますが、ご了承ください。

1)
主教座聖堂では、3月1日と8日の両日とも午前11時より、主教司式、小林祐二司祭補式にて聖餐式をささげます。会衆は、なしとします。
現任の教役者の皆さまは、それぞれ遣わされている教会の聖堂にて、またそれ以外の教役者および信徒の皆さまは、それぞれの自宅その他の場所にて、どうぞごいっしょください。同じ時間帯が難しければ、可能な時間帯で構いません。教区のそれぞれの場所にあって、共に祈りをささげ、主日の御言葉に耳を傾け、霊的にごいっしょしていただきたく思います。

2)
その日の説教につきましては、印刷して配布していただくのもよろしいかと思います。

 昨年来、繰り返し到来した台風による風水害、そして極端な暖冬に加え、今般の新型コロナウィルスの感染拡大と、私たちの周りだけでも心の痛む出来事が続いています。
その中で、私たちが何を本当に大切にしているか、その姿勢が厳しく問われているのではないでしょうか。
このような時こそ、改めて神さまに立ち返る時として、み子を通して私たちに与えられれている信仰に堅く立ち、困難を耐え忍び支え合いつつ、ますます地の塩、世の光として神さまの栄光を現す器としてごいっしょにその歩みを続けて参りたいと思います。

 上記にありますように、11時あるいはそれぞれの教会の主日礼拝の時間に合わせて、祈祷書209頁以下に、大斎始日から大斎節各主日の特祷と聖書日課の箇所が記載されております。その主日の特祷をささげ、旧約聖書、使徒書、福音書の御言葉を味わい黙想する中で、ごいっしょに主日を守って参りましょう。
大斎節各主日のテキストが、教区のホームページに掲載されますので、そちらもご覧ください。

 どうか、今後とも引き続き、感染拡大の予防にご留意くださいますようお願いいたします。
感染されたされた方々、殊に重症化した方々の快復と感染拡大が一日も早く収束することを祈りつつ

主にありて

3月4日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修

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