2020年4月11日(A年・聖土曜日)

聖土曜日

テーマ 「墓の中」

特祷

主よ、わたしたちは恵みによって、尊いみ子イエス・キリストの死にあずかる洗礼を受けました。どうか常に悪欲を殺して、み子とともに葬られ、死の門と墓を通って、復活の喜びに至ることができますように、万民のために死んで葬られ、よみがえられたみ子イエス・キリストのいさおによってお願いいたします。アーメン

旧約聖書 ヨブ記14:1-14

詩編 第31:1-5編

使徒書 ペトロの手紙Ⅰ4:1-18

福音書 マタイによる福音書27:57-66

57夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった。58この人がピラトのところに行って、イエスの遺体を渡してくれるようにと願い出た。そこでピラトは、渡すようにと命じた。59ヨセフはイエスの遺体を受け取ると、きれいな亜麻布に包み、60岩に掘った自分の新しい墓の中に納め、墓の入り口には大きな石を転がしておいて立ち去った。61マグダラのマリアともう一人のマリアとはそこに残り、墓の方を向いて座っていた。

62明くる日、すなわち、準備の日の翌日、祭司長たちとファリサイ派の人々は、ピラトのところに集まって、63こう言った。「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを、わたしたちは思い出しました。64ですから、三日目まで墓を見張るように命令してください。そうでないと、弟子たちが来て死体を盗み出し、『イエスは死者の中から復活した』などと民衆に言いふらすかもしれません。そうなると、人々は前よりもひどく惑わされることになります。」65ピラトは言った。「あなたたちには、番兵がいるはずだ。行って、しっかりと見張らせるがよい。」66そこで、彼らは行って墓の石に封印をし、番兵をおいた。

※福音書は以下より引用しました。
聖書  新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

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協働主事会 編

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