【教区主教メッセージ】『礼拝指針』改訂版(2021年11月9日)

横浜教区の皆さまへ

礼 拝 指 針 に つ い て

2021年11月9日

✟主の平和

9月には感染の拡大が減少傾向となり、横浜教区では10月10日の主日より全教会で主日礼拝の公開が再開されたことは、私たちにとりまして大きな喜びであり恵みです。

10月17日以降は全国の感染者は500人を下回り、ここのところは300人を切って比較的安定しており、重症者も100人前後で推移しております。しかしながら、これから冬に向かい、第6波の感染拡大に対して警戒を緩めることはできませんので、以下に記した3つの基本的な感染予防対策につきましては、今後も確実に継続していただくようお願いいたします。

      1. 換気の悪い密閉空間をつくらない
      2. 多くの人が密集しない
      3. 近距離での会話や発声を避ける

一方、このコロナ禍にあって教会のさまざまな活動が著しく制約されてきたことを考えますと、現在のように感染が落ち着いた状況が続いていくのであれば、今年8月にお出しした礼拝指針の内、礼拝時間と教会内での飲食に関しては、以下の範囲まで緩和することが可能であると判断いたします。

  1. 礼拝時間の目安を概ね60分までとし、その範囲内で聖歌の数を増やし、チャントを歌う。
  2. 愛餐会は引き続き休止としますが、やむを得ず教会内で食事をとる際は、間隔を2メートル程度空け、黙食の徹底を図り、食事中も会話する際は必ずマスクを着用する。

なお再び、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が出された場合は、教会での飲食は控えていただき、礼拝時間の目安は45分とし、聖歌は2曲程度、チャントはできるだけ唱えるようにして、主日礼拝の公開休止も視野に入れて、その対応をご検討くださるようお願いいたします。

礼拝の公開が今後もできるだけ継続してゆくことができますよう、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

皆さんの上に、主の御守り、御祝福が豊かにありますように。

主にありて

  2021年11月9日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修


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