横浜教区の皆さまへ
✟主の平安をお祈りいたします。
共に喜びのうちに主のご復活を迎えられましたことに感謝です。
さて、4月以降、新型コロナ・ウィルスの新規感染者は減少傾向にあり、礼拝指針の緩和も視野に入れつつ経緯を見守って参りました。
しかしながら、大型連休の後、新規感染者は再び増加の傾向が見受けられるようになり、昨年8月の第5波のピークを再び上回るようになっています。第6波の主流であるオミクロン株は感染力が強く、多いとはいえないものの教会および関連施設の関係者の感染もあちこちで報告されてきております。
世の中は、経済の回復を見据え、どちらかといえば緩和の方向に動いているように見受けられますが、各教会においては、今しばらくは1月にお出しした礼拝指針を基に感染防止に努めていただきますようお願いいたします。
なお、教区内では感染状況に地域差もありますので、今後、新規感染者の充分な減少傾向が認められた場合は、教区主教と相談の上、各教会において指針内容を緩和していくことも視野に入れて対応していきたいと考えております。
感染力が強い反面、重症化は比較的少ないと言われていますが、無症状や軽症の人が自らの感染を知らずに他の人に感染させてしまうということが懸念されます。また、快復後の後遺症にも注意が必要とされていますので、各教会では、引き続き以下の徹底をよろしくお願いいたします。
- 受付で、礼拝等出席者の検温および体調の確認
- 不織布マスクの着用と手指の消毒
- 出席者同士の座席の間隔を空けること
- 室内のこまめな換気
- 聖歌を歌う際の発声を控え目にすること
- 礼拝後、座席や使用品、特に、不特定多数が触れるドア・ノブなどの消毒
主にありて
5月11日
主教イグナシオ入江 修