「平和宣教月間」は、1986年の第44(定期)教区会決議第10号(第7号議案修正案可決)によって設けられたもので、その目的は、「国際平和年(International Year of Peace)に当り先の15年戦争の体験を心に刻み、平和の使徒(ピースメーカー)とせられるよう共に学び行動すべく、毎年8月を『平和宣教月間』とし、教会の諸活動を通じて、趣旨達成に努める」ということです。
2022年2月からのロシア軍によるウクライナへの侵攻はいまだ続いており、戦争の悲惨さ、平和の尊さを日々痛感させられます。私たちにとっての平和とは戦争や暴力といった物理的なものだけでなく、このような、戦争の対義語としての平和はもちろんですが、暴力や差別、貧困などで脅かされない心の平和をも意味するでしょう。私たち一人ひとりが「平和宣教月間」での祈りや学び、また奉仕の業を通して、神さまの平和の使徒としての歩みを進めていくことができますように。