陪餐の仕方について(2024年6月17日)

横浜教区の皆さまへ

 ✟主の平和

 教区の礼拝指針に基づき、新型コロナウィルスの感染予防に努めてくださったことに心より感謝申し上げます。

 さて、昨年5月に新型コロナウィルス感染症が第5類(季節性インフルエンザと同等)となって以降、感染前の状態に徐々に戻りつつあり、集会や愛餐会、バザーなども再開されるようになって参りました。

 それぞれの教会で、聖堂の広さや人数、また地域による違いもありますので、陪餐の具体的な方法は各教会で充分に話し合った上でお決めください。そして、そのことを皆さんに周知するようにしてください。

聖餐式での陪餐の仕方については、一例として…

  • 会衆は、陪餐前に掌を消毒して、祭壇の前に横一列に並ぶ。
  • パテン奉持の分餐者は聖別されたパンを会衆の掌の上に置く。
    会衆は拝領せずにそのまま待つ。
  • チャリス奉持の分餐者が会衆の掌の上にあるパンを取り、聖別されたぶどう酒に浸して、
    会衆の口に直接、入れる

その他のことにつきましては、以下を「参考」とし各教会でご判断ください。

  1. 礼拝中および教会の建物内でのマスクの着用については、基本、個人の判断に委ねることとする
    なお司式者については、聖餐式文中の感謝聖別、特に聖餐制定語の場面では着用を推奨する
    ➡司式者の顔とパテンやチャリスとの距離が近くなるため
  2. 教会での食事、集会については、各教会の判断に委ねる
  3. 二種陪餐の仕方については各教会の判断に委ねる
    ただし、聖別されたぶどう酒(御血)をチャリスから直接拝領することは、引き続き、推奨はしない。また、一種陪餐を希望する場合、個々の判断を尊重する
  4. 在籍外の教会への礼拝出席を控える必要はない
    ※ その際、祈祷書161頁にあるように前もって教会の牧師に申し出ることが望ましい

 併せて、以下のことにもご留意ください。

  • 検温や手指のアルコール消毒
  • 室内の換気
  • 密集および近距離で大きな声での会話を控える

 新型コロナウィルスをはじめその他の感染症がなくなった訳ではありませんので、今後共、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
 主の御守り、御祝福が豊かにありますように。

主にありて

横浜教区主教       
主教イグナシオ入江 修

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