2025年度教区募金のご案内(教区内)

教区の皆さまへ

 横浜聖アンデレ教会は横浜市神奈川区に位置する横浜教区の一教会(パリッシュ・チャーチ)であると同時に、私たちの横浜教区の主教座聖堂であり、主日礼拝や朝夕の礼拝、ならびに冠婚葬祭に関わる礼拝諸式などにとどまらず、聖職按手式をはじめ教区会の開会聖餐式など、教区としての礼拝がささげられる聖堂でもあります。
 横浜教区には教区会館、あるいは教区センターといった教区の施設はなく、教区会や教区の研修会、諸委員会、使徒団の日(教区教役者会)などのさまざまな会合は、横浜聖アンデレ教会の会館を借りて行われております。
 その意味では、お米をはじめ食料品にとどまらずさまざまな物価が高騰しているところでの募金のお願いとなり大変恐縮ですが、今回、横浜聖アンデレ教会が行おうとしているのは、単に教区内の一教会の改修工事ということにとどまらず教区全体に関わるものとして格別のご理解をいただきまして、皆さまのお心を祈りと共におささげいただければ大変幸いであります。
 何とぞよろしくお願い申し上げます。

横浜教区主教イグナシオ入江 修

教区募金趣意書

 横浜聖アンデレ教会は、1885年、当時の居留地154番の借家にて「横浜聖安得烈教会」が組織され、今年で創立140周年を迎えます。1956年に戦災を受けた花咲町から現在の三ツ沢下町に移転し、翌年には礼拝堂が聖別され、横浜教区の主教座聖堂として今日に至っております。
 聖堂・会館共に建物は70年近く経ち、その間補修は行って参りましたが、この数年で聖堂尖塔の外壁の亀裂と膨らみが進み剥げ落ちる危険性が出てきました。聖堂5カ所の扉も劣化が進み、防犯上の問題も発生しております。花見を楽しませてくれていた桜も老木となり、道路へ倒れる危険性が出てきており伐採が必要となってきました。加えて4月に聖堂と会館の雨水と汚水が集合する枡の破損が確認され緊急工事が必要となりました。
 教会内でもこれら修繕のために、募金の呼びかけを行っておりますが建物維持資金と併せても資金が不足となり、教区内各教会の皆様からの援助のご協力をお願いする次第です。
 ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

改修の概要

  1. 聖堂尖塔部と西側(玄関上部)の壁面改修
  2. 聖堂正面扉と通用口扉5カ所の修繕と鍵の交換
  3. 桜老木2本の根本伐採と庭園内の斜面の整備
  4. 聖堂および会館全体の雨水と汚水を集合させ外部下水に流すための最終枡の工事。

費 用
<改修費用総額> 680万円

原 資
<建物維持資金>130万円
<教会内募金>200万円
<主教座聖堂境内維持教区負担>50万円

募金要項

・募金目標額 300万円
・募金期間  2025年5月~2026年3月まで

※振込方法や問合先等、詳細は募金趣意書をご覧ください。


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