日本聖公会横浜教区 信徒神学校 第31期
特別講演会
出来事としての福音書 ―語り継がれるイエス伝承の一断面―
講師 山野 貴彦 氏(聖公会神学院 専任教員)
福音書とは、言うまでもないことですが、イエスにつき従った人々がイエスの死と復活および昇天を体験し、その後、彼をキリストと告白するに至った――その記憶の語り継ぎの中で、徐々に形づくられていった書物です。しかし、福音書に見られるみ言葉は一気に執筆されたものではありませんでした。本講演では、当時の共同体に伝えられた物語や言葉が、どのように受け継がれ、解釈され、それぞれに個性を持つ四つの福音書に結実していったのかを、個別の物語や教えを参照しつつ概観します。歴史と信仰の証しとが交差する中で生まれた福音書を「出来事」として捉え、聖書からより豊かに学ぶための視点を、ご一緒に探ってゆきたいと思います。
【経歴】
立教大学文学部キリスト教学科および大学院組織神学専攻博士課程、ドイツ・テュービンゲン大学プロテスタント神学部での研究を経て、現在、聖公会神学院専任教員。法政大学、桜美林大学等兼任講師。専門は新約聖書学および聖書考古学。著書に『聖書の解剖図鑑』(単著、エクスナレッジ)、『図説 聖書』(共著、学習研究社)、訳書に『古代のシナゴーグ』(教文館)、『初期キリスト教の宗教的背景 上』(共訳、日本キリスト教団出版局)など。
日時:2026年2月28日(土) 14:15~
会場:横浜聖アンデレ教会
受講生でなくても、どなたでも参加できます(無料)
※Zoomでの配信もあります。Zoomでのご参加を希望される方はメールでお申し込みください。
お申し込みは、信徒神学校事務局【電話 045-321-4988 横浜教区事務所内】まで
E-mailでのお申し込みは shuumu@anglican.yokohama まで




