-
「救い主を迎える人生逆転」
司祭テモテ姜 暁俊小田原聖十字教会牧師秦野聖ルカ教会管理牧師 降臨節第4主日 私が千葉に留学していた時、日本人の友達が一人いました。韓国ドラマが大好きな友達で、ある日その友達が私に聞きました。「ねえ、ドラマの名前を思い出せないけど、女性は普... -
欅の坂みち 2023年11月
+主教イグナシオ 欅の坂みち 2023年11月号 親が自分の子どもを虐待するニュースを耳にするたびに、いたいけな子の痛みや苦しみを想像すると、孫たちの顔が脳裏をよぎっていたたまれない思いになります。 本来、人間も含め生きものにとって子孫を残すこと... -
「十人のおとめ」のたとえ
司祭パウロ真野玄範立教英国学院 聖霊降臨後第24主日(特定27) イエスは弟子たちから「あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか」と問われて、戦争、飢饉、地震など、人々が世の終わりの徴と見るようなことを列挙し、そうしたことは... -
「自分を無にして」
司祭ダニエル竹内一也横浜山手聖公会牧師 聖霊降臨後第十八主日(特定21) 「キリストは神の形でありながら神と等しくなることに固執しようとは思わずかえって自分を無にして僕の形をとり人間と同じ者になられました。人間の姿で現れへりくだって、死に... -
欅の坂みち 2023年10月
+主教イグナシオ 欅の坂みち 2023年10月号 この教区報が届くころには、この暑さも収まっているでしょうか。九月に入っても関東では相変わらず、連日猛暑が続き、熱中症情報サイトからは、外出を控えて運動は中止するようにという呼びかけが届きます。 こ... -
欅の坂みち 2023年9月
+主教イグナシオ 欅の坂みち 2023年9月号 今朝(7月31日)、空を見上げると、真っ青な空にうろこ雲が広がっていました。明日からは8月、二つの原爆被爆記念日と終戦記念日を迎えます。連日35度を超す猛暑が続き、まだ立秋前ですが、それでも季節は私たち... -
「罪の赦し」
司祭ダビデ島田征吾平塚聖マリヤ教会牧師大磯聖ステパノ礼拝堂管理牧師 聖霊降臨後第十六主日(特定19) ペトロは、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」とイエス様に尋ねました。当時のユダヤ社会... -
欅の坂みち 2023年8月
+主教イグナシオ 欅の坂みち 2023年8月号 主日に巡杖から戻り、その夜、大河ドラマを見るのは一つの楽しみです。内容によって必ずしも毎年、見ている訳ではないのですが、戦国ものは、その一つの判断が生死を分けるような場面がしばしば登場するせいか、... -
「婦人よ、あなたの信仰は立派だ」
司祭サムエル北澤 洋鎌倉聖ミカエル教会牧師 聖霊降臨後第十二主日(特定15) イエス様は、イスラエルの地を離れ、ティルスとシドンの地方に行かれます。すると、カナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひ... -
欅の坂みち 2023年7月
+主教イグナシオ 欅の坂みち 2023年7月号 コロナ感染が落ち着き、四年ぶりに対面での集まりがようやく回復されるようになりました。 振り返ってみれば、止むを得ずとはいえ礼拝の公開休止いった今まで経験したことのない事態に直面し、各教会では、そこ... -
「イエス様にふさわしい者」
司祭ラファエル宮﨑 仁松戸聖パウロ教会牧師柏聖アンデレ教会管理牧師 聖霊降臨後第5主日(特定8) 今から2年ほど前に発行された本には、約百年前のスペイン風邪の時に国内のカトリックやプロテスタント諸派の教会がどのような対応をしたのか当時の教会... -
欅の坂みち 2023年6月
+主教イグナシオ 欅の坂みち 2023年6月号 北半球の話ですが、主のご復活は草が芽生え、花が咲き、その名の通り命の季節となっています。しかしそれはまた、「雑草」との闘いの始まりでもあります。 一雨ごとに一斉に芽を吹いてくるのには、終わりがあり...