藤沢聖マルコ教会

教会紹介・沿革

藤沢聖マルコ教会は、神奈川県・千葉県・静岡県・山梨県に30余りの教会・伝道所・礼拝堂を擁する「横浜教区」に属する教会です。
1952年1月、当時鎌倉聖ミカエル教会や平塚聖マリヤ教会に籍を置いていた藤沢地域の信徒が中心となり、先に開設された聖マルコ幼稚園を仮礼拝堂として歩み始めました。その後、藤沢市の発展にも支えられ、近隣の多くの人がこの教会に集うようになりました。1963年に最初の礼拝堂を建設、現在の建物は2002年、教会創立50周年を記念として建てられたものです。

聖マルコ幼稚園は1951年に開設されました。20世紀に入って起こった二つの世界大戦、とりわけ第二次世界大戦は、世界のキリスト教にとって深い悲しみと同時に大きな衝撃を与えました。教会は多くの人が死んでいくことに対して無力さを痛感せざるをえませんでした。教会は何ができ、何ができなかったのか、何をなすべきでなかったのかと苦悶のうちに自問しました。戦後、「焼け野原」に立ち、幼子たちの心と体の健やかな成長、神の愛に深く根ざした幸せな生涯、そして人を愛する平和な社会の担い手となっていくことを切に願い、多くのミッション系幼稚園がその歩みを始め、聖マルコ幼稚園も産声を上げたのです。

教役者

牧師： 司祭 ペテロ 松田まつだ 浩ひろし（定住）