【教区主教メッセージ】礼拝指針(2022年6月版)修正版 詳細

欅の坂みち2022年3月号

+主教 イグナシオ

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欅の坂みち2022年3月号1面より

 そして今年は、ラニーニャ現象の故なのか、北からの寒気が日本付近へ繰り返し下りて来て寒さが続きます。それに伴い、ついつい暖房器具や給湯器の設定温度も上げてしまいがちです。

 一方では、既に始まっている地球温暖化の影響を少しでも抑えようと化石燃料の使用を減らすための努力が必要となっていますが、そこで私たちが今ある快適さのすべてを捨てるというのもとても難しいことですし、まずは実現可能なところから一つずつ始めていく他はないように思います。

 そんな中でふと思ったのは、今までも度々言われていたことですが、設定温度を一度か二度、暖房や給湯器では下げ、冷房では上げる、ということです。一台だけでは効果はなきに等しいかも知れませんが、今使われている設備全体で皆が実行したら相当な省エネと二酸化炭素排出を抑える効果があるのではないでしょうか。

 一人ひとり、一軒一軒ではごく僅かであっても、それがたくさん積み重なれば大きなものになっていくことを、私たちは経験的に知っています。

 大切なのは、やってみる、ということです。やる前から「無駄だ」と諦めてしまうのではなく、一度に大きな効果は期待できなくても小さな積み重ねによって、そこからの波及効果も期待できますし、それはしばしば教会で行われる募金でもいえることで、同様のことは、他に幾つもあるように思います。

 諦めてしまう前に私たちができることに取り組み、それがみ心に適うことであれば、それは私たちの思いも力も越えて、神さまがその御手の働きとして必ずや実現してくださることを信じて前に進みましょう。

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