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信徒神学校(通信教育講座)第28期案内

通信教育講座の信徒神学校、第28期のご案内です。

第28期信徒神学校へのお誘い

校長 マルコ 平岡義和
静岡聖ペテロ教会信徒

新型コロナの影響が長く続いていますが、主にある平安をお祈り申し上げます。

さて、今年も、多くの聖職、信徒の皆さまのお支えのもと、28期の信徒神学校がスタートいたします。

今期は以下の2つの講座が開設されます。一つは、小林祐二司祭が、ご自身で翻訳されたアメリカ聖公会の教会問答をもとに、聖公会の信仰の要点について解説される講座です。もう一つは、古代イスラエル史の流れを追いながら旧約聖書について学ぶ大居雅治司祭の講座です。どちらも興味をそそられる内容です。私も毎回思わぬ気づきが与えられ、楽しく受講しています。皆様もぜひ受講していただければと思います。

また、信徒神学校では、毎年2~3月に講師と交流するためのスクーリングを設けていますが、その際に特別講演会を行っています。今期は、今年3月に北海道教区主教を退任された植松誠主教を講師にお招きすることになっています。なお、コロナ次第ではありますが、スクーリング、特別講演会とも久しぶりに横浜聖アンデレ教会において対面で行いたいと考えています。楽しみにしていただければと思います。

今期も多くの方々が受講していただければと、スタッフ一同願っています。

信徒神学校受講のおすすめ

主教 イグナシオ 入江 修

✟主にある平安をお祈りいたします。

今年もまた、信徒神学校新たな講座開講のご案内をする期節となりました。今期は、小林祐二司祭による「教会問答」と大居雅治司祭による「旧約聖書」の二つの講座を開講いたしますので、振るってお申し込みください。

信徒神学校は、テキストを介して受講者と講師が直接やり取りすることが最大の特徴です。そこでは講師もまた、受講者の皆さんが提出されるレポートを通じてフィードバックを受け、多くの学びや気づきを与えられます。

なお、今期の特別講演は来年2月に前北海道教区主教の植松 誠主教さまをお迎えいたします。詳しいことは事務局より改めてご案内いたしますので、こちらもどうぞご期待ください。

主にありて

第28期信徒神学校 要項

【10月1日 開講】
期  間:2022年10月1日~2023年5月31日
講座形態:1か月に1回(全6回)講座テキストを送付。レポート返送する通信方式。3回以上のレポート提出をお願いします。
スクーリング:期間内に開催。第28期のスクーリングは2023年2月または3月に開催予定。
受講料:1講座 6,000円 テキスト代、発送費、スクーリング代を含みます。レポート送料は受講者負担となります。
受講申込:「信徒神学校受講申込」(別添葉書)もしくはFAX・メールにて必要事項を記入し下記へお送りください。
〒221-0852 横浜市神奈川区三ツ沢下町14-57 横浜教区教務所内 信徒神学校事務局

TEL:045-321-4988 FAX:045-321-4978
E-Mail:shuumu@anglican.yokohama

申込締切:2022年9月17日(土)(途中でも希望があれば申し込みを受け付けます)
費用支払:申し込みを頂きますと受講料のご案内と郵便振替用紙をお送りいたします。郵便局よりお振り込みください。

信徒神学校スタッフ

校   長 マルコ       平岡 義和
チャプレン 司祭  バルナバ 田澤 利之
教育主事  司祭  バルナバ 吉川 智之
スタッフ ヨセフ  舘野 裕之、セシリヤ  富安 厚子、ヨハネ   和田 實、アイリーン 米村 麻美

第28期コース案内

(1) 「伝え証する」教会問答

司祭  サムエル 小林 祐二
清里聖アンデレ教会牧師

「教会問答」は洗礼・堅信準備の主たるテキストとして用いられますが、「洗礼、堅信を志願する者、また信徒は皆これをよく身に付け、またこれを人びとに伝え証することが大切である」(祈祷書p.258)とあるように、入信志願者のみならず信仰の旅路を歩むすべての人びとの道しるべとなるものです。

およそ10年前、宣教について思い巡らせていたとき思い起こしたのがこのことで、まずは自身の学びとして教会問答に立ち帰ろうと思った経緯があります。資料を探したところ、The Episcopal Church(監督教会…アメリカ聖公会)の祈祷書(1979年)にある“An Outline of the Faith, commonly called the Catechism”…「信仰のアウトライン~教会問答~」が目にとまりました。北関東教区の輿石勇司祭さまによる邦訳書『新たに問い直す 教会問答―米国聖公会祈祷書のよる―』(1990年)も出版されていましたが、既に入手困難であり、思い切って少しずつ訳し、それ以来、折ある毎に学びのテキストとして用いてきました。 この度、改めてこれを用いて学びを持ちたいと考えました。日本聖公会祈祷書の教会問答や聖書のみ言葉にも触れつつ解説します。127の問答を6回の講座で学びきるには少々ハードルが高くなるかもしれませんが、ご一緒に教会の教えについて学びを深め・改め、皆さまの「伝え証する」力が増し加えられますよう願いつつ、進めて参りたく思います。

(2) 『散策:旧約聖書の世界』……古代イスラエルの歴史をたどる

司祭 ミカエル 大居 雅治
横浜教区退職司祭

旧約聖書に親しんでいただくこと、また、出来るだけ旧約聖書の色々な個所を開いて旧約聖書の世界を散策していただきたいと思います。キリスト教では、イエス・キリスト御降誕によって私たちと神さまとの新しい契約が結ばれたと信じ、キリストの生涯・福音の伝達・神の国の黙示を内容とする27巻を『新約聖書』と呼び、キリスト以前の神とイスラエルの民との契約の内容である39巻を『旧約聖書』と呼んでいます。(パウロのⅡコリ3:14「古い契約」参照) 本講座は、イエス・キリストの誕生に至るまでの古代イスラエルの歴史を概観することがさしあたっての目標です。そのための主資料となるのが旧約聖書です。旧約聖書の諸巻は、神とイスラエルの対話交流の記録です。客観的な民族史を記述することを目的として書かれているものではありませんが、古代イスラエルを知るためには唯一の資料であることに違いありません。新共同訳『聖書 旧約聖書続編つき』をご用意ください。

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