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欅の坂みち 2025年3月
欅の坂みち 2025年3月 +主教イグナシオ 主教巡杖では、日曜日の朝、或いは場所によっては土曜日に前泊となり、多くの車や列車の乗客といっしょに行動することになります。殊に車は、コロナ禍を除いて、特に帰路の渋滞に巻き込まれることが少なくありま... -
「3つの誘惑」大斎節第1主日
司祭 ラファエル 宮﨑 仁(ルカによる福音書 第4章1節-13節) 新しいイスラエルの民とは、救い主なる神でおられるイエス・キリストを信じる人々のことです。イエス様は新しいイスラエルの民のために古いイスラエルの民やモーセが受けたことを3つの誘... -
欅の坂みち 2025年2月
欅の坂みち 2025年2月 +主教イグナシオ 昨年の元旦は、夕方に起きた能登半島地震によりお祝い気分はいっぺんに吹っ飛んでしまいました。更に9月には、そこに追い打ちを掛けるように豪雨が襲い、状況はますます悪化してしまいました。 未だ思うように... -
「献げることがもたらす喜び」被献日
司祭 サムエル 小林 祐二(ルカによる福音書2:22-40) 12月25日に降誕日を祝ったわたしたちは、40日後の2月2日に被献日を迎えます。祈祷書2ページには「次の祝日は主日に優先して守る」とあり、そのなかにこの被献日があります。今年は2月2日が主日で... -
欅の坂みち 2025年1月
欅の坂みち 2025年1月号 +主教イグナシオ 聖堂の真ん中には、至聖所から入口まで赤い絨毯じゅうたんが敷かれています。それは、十字架上で私たちの罪を贖う犠牲となってくださったイエスさまの血を表しています。 聖堂は毎週、信徒の皆さんが交替で... -
クリスマスメッセージ「御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れ」降誕日
主教 イグナシオ 入江 修(ヘブライ人への手紙1章3節) 1年で夜の訪れが最も早いのは、実は、冬至(12月21日頃)よりも少し早い11月の末から12月の初め頃の時期です。なぜかというと、それは、「地球が太陽のまわりを回る面(公転面)に対して自転の... -
欅の坂みち 2024年12月
欅の坂みち 2024年12月号 +主教イグナシオ 自転車のながら運転に対する罰則が、11月から強化されました。他方、歩行者のながらスマホは相変わらずよく見かけます。電車に乗ると、ほぼ7~8割の人がスマホを見ています。 スマホとイヤホンは、いつどこ... -
「神の国が近づいていると悟りなさい。」降臨節第1主日
執事 ステパノ 髙野 洋(ルカによる福音書 第21章25節-31節) 聖書日課がⅭ年に変わり、イエス様のご降誕を待つ期節になります。イエス様は、神の国が近づいているときの徴を弟子たちに語ります。その徴は「海がどよめき荒れ狂う」、「天体が揺り動か... -
欅の坂みち 2024年11月
欅の坂みち 2024年11月号 +主教イグナシオ ロシア軍のウクライナ侵攻の後には、ハマスによる奇襲に端を発してイスラエル軍のガザ侵攻が始まり、更にイスラエル軍はヒズボラの拠点があるレバノンにも攻撃を行い、それに対しては、その後ろ盾といわれるイ... -
「隣人を自分のように愛しなさい。」聖霊降臨後第24主日(特定26)
司祭 フランシス 中山 茂(マルコによる福音書 第12章28節―34節) 「聞け、イスラエルよ」に始まる「心底(しんそこ)から‥‥力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」が守らなければならない第1の戒めであり、これと同様に大事な戒めとしてイエ... -
欅の坂みち 2024年10月
欅の坂みち 2024年10月号 +主教イグナシオ 台風10号は、かつて日本列島に接近あるいは上陸した台風では例を見ない動きと爪痕を残しました。勢力もさることながら、辿った経路は日本列島の西半分をわざわざなぞるようにして迷走し、しかもその速度は自... -
「聖なる三位一体の神様に身を委ねて」聖霊降臨後第23主日(特定25)
司祭 ペテロ 松田 浩(マルコによる福音書 第10章46節-52節) 2年に1度行われる日本聖公会総会で毎年(特定25)を用いる日を、社会事業の日として憶える主日に定められていることは多くの皆が周知されていることと思います。 横浜教区内でも多岐に...