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「飼い葉桶の幼子(おさなご)に現わされた平和」
『横浜教区報』2023年1月号巻頭言より 主教イグナシオ入江 修 クリスマス・メッセージ 「かいばおけの干し草に 身をゆだねる救い主」で始まる聖歌七十五番の詞(七十六番も同じ詞)は、その飼い葉桶にすやすや眠る幼子、そこに神の国が訪れ... -
欅の坂みち2022年12月
+主教イグナシオ 欅の坂みち2022年11月号 十月末のある主日の夕の礼拝の後、西の空が夕焼けに染まっていて箱根や富士山が美しいシルエットになっていました。 猛暑といわれることに慣れきってしまった夏が去り、近年、勢力が増している台風襲来も過ぎて十... -
「実りの時を迎えて」
司祭バルナバ吉川智之浜松聖アンデレ教会牧師 降臨節第3主日 浜松の教会には広い庭があり果樹が多く植わっています。春には梅と杏が実り、秋になりますと次郎柿が実ります。今年は昨年より多くの柿が色づいて信徒の皆さんに配ることができました。花壇に植... -
欅の坂みち2022年11月
+主教イグナシオ 欅の坂みち2022年11月号 一昨年の3月以来、新型コロナの影響で会議はもっぱらウェブとなりました。ネット環境さえあればどこにいても会合に参加でき、会場まで往復する時間も交通費も節約できて一石三鳥でもあるのですが、結果としては何... -
「み教えを生きる」
司祭ダビデ渡部明央横浜聖アンデレ教会牧師川崎聖パウロ教会管理牧師 聖霊降臨後第22主日(特定27) 特定27の特祷は次のように祈ります。 「全能の神よ、何ものもあなたの支配に逆らうことはできません。どうかこの世の変動の中においても、常にみ国の到来... -
欅の坂みち2022年10月
+主教イグナシオ 欅の坂みち2022年10月号 先週8月末にはまだ、ミンミンゼミの鳴き声が騒がしいくらいだったのですが、ここ2~3日はすっかりツクツクボ... -
「気を落とさずに絶えず祈る」
司祭バルナバ田澤利之千葉復活教会牧師福田聖公会管理牧師 聖霊降臨後第19主日(特定24) ある町に、夫を亡くした一人のやもめがいて、ある人からひどい仕打ちを受けて困っていました。そして、裁判官のもとにやってきて、「相手を裁いて、わたしを守って... -
欅の坂みち2022年9月
+主教イグナシオ 欅の坂みち2022年9月号 主教館のある横浜聖アンデレ教会の西隣には公園があり、毎日、いろいろな人たちが訪れます。 ゲートボールに集まる近所の年配者のグループ、放課後の学童保育中にやってくる小学生たちのグループ、サッカーや野球... -
「一緒に食事をして喜ぼう ー洗礼と聖餐への招きー」
司祭 ヨハネ 前田 浩銚子諸聖徒教会牧師 聖霊降臨後第14主日(特定19) 皆さんはどう思いますか。ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出てしまったことを。「九十九の羊は、おりにあれど、一つは迷いて、野やまにあり」(聖歌三七三番)。こ... -
欅の坂みち2022年8月号
+主教 イグナシオ 欅の坂みち2022年8月号 電車やバス、飛行機などをチケットレスで利用する人が多くなりました。 私はクレジットカードに連携した交通系のカード(スイカ)を利用していますが、多くの人がスマホを利用しています。スマホは今や、単なる電... -
「キリストの平和を私たちの心に」
司祭 ルカ 片山 謙林間聖バルナバ教会牧師厚木聖ヨハネ教会管理牧師 聖霊降臨後第8主日(特定13) キリスト者ロシアのウクライナ侵攻により始まった両国の戦争により、多くの人命がその犠牲になっています。ロシアもウクライナもキリスト者の多い国である... -
欅の坂みち2022年7月号
+主教イグナシオ 欅の坂みち2022年7月号 この度、宣教委員会で「祈りのしおり」を作成してもらいました。ことの発端は、 10歳までに洗礼を受けた人の中で堅信式を受ける人が、それより上の年代で受洗した人に比べて明らかに少ないということがデータから...