【主教メッセージ】礼拝を休止している地域の皆さまへ

重要なお知らせ:2020年04月15日

礼拝を休止している地域の皆さまへ

地域を越えての礼拝出席自粛のお願い

✟主のご復活をお祝い申し上げます。
しかしながら、多くの教会では、ウイルス感染の拡大が続く中、一部の地域を除いて、ご復活日の礼拝を共に集まっておささげすることができない状況であったことと思います。

さて、4月7日に7都府県を対象地域として政府より緊急事態宣言が出されました。横浜教区ではこれを受けて、対象地域となった神奈川県および千葉県のすべての教会で礼拝を休止することといたしました。
ところが4月8日以降、横浜教区内で礼拝が継続されていた静岡県のある教会には、「聖公会信徒だが、イースターの礼拝が行われると聞いた。伺いたい」という電話が10件以上あったということです。
結果的には伊東・沼津・清水・静岡の各教会では、現地の状況判断に基づき、教区主教了承のもと、礼拝を休止しておりましたので、礼拝を休止していた地域の方が押し寄せるという状況はなかったものの、現地ではその対応に大変、苦慮いたしました。

現在、横浜教区内では、山梨県全域と静岡県の一部の教会で礼拝を継続しております。
しかしながら、これらの地域に、礼拝を休止している教会の信徒が出掛けて行くことにつきましては、感染拡大の防止を目的とする緊急事態宣言の趣旨からも外れるものと言わざるを得ません。
もちろん、ご復活日に一堂に会して共に礼拝をおささげしたいという思いは聖公会の信徒としてもっともであり、充分、理解できることではありますが、何ゆえ、聖週からご復活日においてさえも礼拝を休止せざるを得ないのか、どうかそのことの意味をご理解いただきますようお願いいたします。

また、礼拝を休止している教会におかれましては、ウイルス感染の拡大がなお続く間、地域を越えて礼拝を継続している教会の礼拝に出席されることは、どうか自粛していただきますよう、教役者からもご指導くださいますよう併せてよろしくお願いいたします。

感染の収束と、感染された方、殊に重症となっている方、また医療に従事されている方、そしてこのような状況にあってさまざまな困難を抱えている方を憶えて、主の癒しと慰め、励ましと導き、そして祝福をお祈りいたします。

主にありて

 2020年4月15日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修

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礼拝を休止している地域の皆さまへ

【教区主教メッセージ】緊急事態宣言を受けて

重要なお知らせ:2020年04月8日

横浜教区の皆さまへ

緊急事態宣言を受けて

✟主の平和がありますように。

 聖週を控えた3月末には、教区内の一部地域の主日礼拝を再開することといたしましたが、4月7日、安倍首相から7都府県を対象に緊急事態宣言が出されました。
今後、聖週および復活日の礼拝を休止しなければならないことは私たちにとりまして痛恨の極みですが、これを受けて、教区内の礼拝・集会につきましては、以下のように対応してください。

  1. 緊急事態宣言の対象となった神奈川県と千葉県においては、5月6日までの間、教役者と信徒が一堂に会してささげる礼拝および集会は、すべて休止といたします。
  2. 対象外の静岡県と山梨県においてはこの限りではありませんが、現地の状況が更に悪化した場合は、牧師が教会委員会に諮り、主日を含むすべての礼拝および集会を休止することもお含みおきください。休止の判断をした際は、教区主教に報告してください。
  3. 緊急を要する会合および葬儀については、感染防止を徹底し、できる限り参加者を限定した上で行ってください。なお、飲食は自粛願います。
  4. 万一、教役者とその同居の家族の中で感染者が出た場合は、感染の更なる拡大を防ぐため、教会でのすべての礼拝および集会を休止してください。
  5. 教区立の幼稚園・保育園は、自治体の通達や指示に従い、その要請にはできるだけ協力するようにしてください。なお、集団感染防止のため、職員・園児およびその家族などの関係者が感染した場合は、休園してください。
    ☞ 認定こども園あおばと(大磯)が2月26日付で保護者向けに出した通知を参考にしてください。

 聖週および復活日の礼拝を休止せざるを得ない状況と判断し、上記のような対応といたしました。
緊急事態宣言の対象となった神奈川県と千葉県では、教役者が、それぞれ遣わされている教会で、主日を含む定時の礼拝および聖なる3日間の礼拝(祈り)を守る場合は非公開としてください。そして信徒の皆さんは、その時間に合わせて各自のおられる場所でごいっしょにお祈りください。

 今こうした状況にありましても互いにつながり、主にある交わりを保つことに努めましょう。そして、このような危機をごいっしょに乗り越えて参りましょう。
主教座聖堂では、聖なる3日間の礼拝および主日の11時に主教司式による聖餐式を、非公開でおささげします。
※主日礼拝を継続できる地域への主教巡杖の際は、その教会の定時にささげます。

 いつどのような状況にあろうとも、常に主が皆さんと共におられ、皆さんを祝福し、恵みと力をお与えくださいますように。

主にありて

2020年4月8日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修

緊急事態宣言を受けて_20200408_webのサムネイル

中高生キャンプ中止のお知らせ

諸委員会からの案内, 重要なお知らせ:2020年04月7日

皆さま

教育主事 司祭 小林祐二
青少年担当者・中高生キャンプ担当 司祭 姜 暁俊
スタッフ一同

主の平和

青少年担当者会主催の2020年度中高生キャンプに多くのご関心とお支えをくださり、誠にありがとうございます。

現在、新型コロナウィルスの感染拡大が日々深刻な状況になっており、横浜教区でも一部の地域に於いて主日礼拝の休止が続いている中、何よりも中高生たちの安全を守ることを最優先し、今年の中高生キャンプを中止することといたしました。

今年も中高生たちと一緒に過ごして神様の御恵みに触れることを楽しみにしておりましたが、ご理解くださりますようお願いいたします。

皆様の上に、主の御守りと平安がありますよう切にお祈り致します。

主に在って
2020年4月4日

中高生キャンプ中止の案内_webのサムネイル

【教区主教メッセージ】礼拝指針(2020年3月30日)

重要なお知らせ:2020年03月31日

横浜教区 信徒の皆さまへ

礼 拝 指 針

この度の新型コロナウィルスの感染拡大に対応するため、横浜教区における礼拝指針を作成しました。この基本は、

① 換気の悪い密閉空間をつくらない
② 多くの人が密集しない
③ 近距離での会話や発声を避ける

の3つです。礼拝を再開する場合は、どうぞこの趣旨をご理解いただき、以下の指針に充分ご留意いただきますようお願いいたします。
なお、教会所在地の周辺で感染者の爆発的な増加が認められ、政府や自治体等の要請を受けた際は、主教と当該教会牧師が協議の上、礼拝を休止とする場合があります。どうぞご了承ください。

1.体調不良および咳や熱などの症状がある場合は、礼拝出席を控えてください。また、感染が心配な方、ご高齢の方も、礼拝への出席はお控えてくださって構いませんし、ご無理なさいませんように。
2.教会に来られた際は、手指消毒の徹底をお願いします。
3.聖堂内を換気するため、礼拝中であっても適宜、窓やドアを開けます。寒い場合は、上着をご用意ください。また、着席する際は、お隣の方と1m以上の間隔を空けて離れて座るようにしてください。
4.礼拝中は陪餐時を除き、必ずマスクを着用してください。
5.平和の挨拶は握手せず、会釈を交わすようにします。
6.信施奉献で皆さんが信施を袋などに入れる際は、接触感染源とならない工夫をお願いします。
7.相互の接触を避けるために、陪餐は、司式者のみ2種陪餐とし、会衆はパンのみの1種陪餐といたします。また、陪餐に並ぶ際は、前後の間隔を1mほど開けるように心がけてください。
8.礼拝終了後は、密集、密着を避けるため、立ち話などを避け、速やかに解散するようにしてください。
10.感染の拡大が終息するまでは、愛餐会を中止してください。
11.オールターギルド、サーバーなど祭壇奉仕者は、各準備の前後に手指の消毒を徹底してください。聖具、聖布類の消毒も同様にしてください。
12.会計担当者は、会計処理の際、手指の消毒を徹底してください。
13.大礼拝で多くの人数が集まる場合、礼拝を複数回に分けるなどして集会人数を分散して執り行うことがあります。
14.清掃の際には、ピュー、ドアノブ、窓の取っ手、手すり、教会備品類などを、大友宣医師作成の「新型コロナウィルス感染症に対する教会での対応マニュアル」に従って消毒するようにしてください。
15.教役者が体調不良など万一の場合に備え、朝の礼拝やみ言葉の礼拝に移行することができるよう各教会でその対応を予め決めておくようにしてください。
16.皆さんとそのご家族に感染者が出た場合は、必ず牧師に連絡してください。

 皆さんの上に、主の慰めと励まし、平安が豊かにありますように。また、感染の一日も早い収束と、感染された方々の快復、医療従事者の働きのためにお祈りいたします。

礼拝指針のPDF

主にありて

 2020年3月30日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修

【教区主教メッセージ】4月5日以降の礼拝について(2020年3月31日)

重要なお知らせ:2020年03月31日

横浜教区の皆さまへ

4月5日以降の礼拝について

✟主の平和がありますように。

 3月24日の聖職常置委員との協議においては、4月5日より主日礼拝を再開することといたしました。しかし、新型コロナウイルスの首都圏における感染は、私たちの切なる願いとは逆に、日々、オーバーシュート(爆発的患者急増)目前の状況に近づきつつあり、東京都をはじめ、首都圏の神奈川県、千葉県、埼玉県においても不要不急の外出や東京への移動の自粛要請が出されました。
横浜教区は東京都に隣接する神奈川県、千葉県、山梨県が含まれ、特に神奈川県と千葉県からは毎日、それぞれ約107万人と約72万人の人たちが都内へ流入しているとのことです。そして、3月20日(金)からの3連休には多くの人が外出し、その感染の影響が出てくるのが10日から14日後に当たる3月末から4月初めと予測され、今後、オーバーシュート(爆発的患者急増)の可能性は更に高まると考えざるを得ません。
そのような状況の中で、私たちは1年の内でもっとも大切な主イエスさまの受難から主のご復活に至る聖週を迎えようとしております。
3月13日には、聖週からご復活に向かう主日礼拝の再開を願って、「聖週、そしてご復活日に向けて」という文書を送らせていただきました。併せて、常置委員会からも「荒野の40日から復活の命へ」と題してメッセージが出されました。
しかしその後、状況はいっそう厳しいものとなり、横浜教区におきましては、なお一部の地域では、主日礼拝の休止を継続せざるを得ないとの判断をいたしました。
よって、4月5日(復活前主日)以降の主日および聖週の礼拝につきましては、「新型コロナウイルスに対する教区指針」(教役者宛)および「礼拝指針」(信徒宛)に基づき、次の通りといたします。何とぞご理解のほど、お願いいたします。

◆神奈川県および千葉県北総・東総地域(茂原を除く)
・主日礼拝は、当面、休止を続ける。

◆その他の地域(千葉県の房州4教会と茂原、静岡県、山梨県)
・主日礼拝を再開する。

 なお、主教座聖堂では、主日の11時に主教司式による聖餐式を、引き続き非公開でささげます。(主日礼拝を再開する地域への主教巡杖の際は、その教会の定時にささげます。)
各聖職はそれぞれ派遣されている教会にて、そして信徒の皆さんもそれぞれの場にあって、同じ時間にどうぞ祈りを共にしてくださいますように…。
また聖油聖別の聖餐式は、聖木曜日(4月9日)10時30分より主教司式、島田司祭(総務主事)と小林司祭(横浜聖アンデレ)補式にておささげします。このような時ですから、教役者の皆さんは、くれぐれも無理をして集うことのないように願います。

 今は、教会暦の中で最も大切な聖週からご復活日を迎えようとしていますが、教区のすべての教会で礼拝をささげることができない状態です。内臓を掴(つか)み出されるような痛みとは、このようなことをいうのでしょうか。教区の皆さんも、おそらく同じ痛みをごいっしょに感じておられることでしょう。
しかし今、礼拝に集うために公共の交通機関を利用することによる感染の可能性は決して小さくはありませんし、また礼拝のために一カ所に集うことによってそこから感染が広まってしまう可能性も否定できません。そして感染は、特効薬がない中で命に関わる可能性があります。
その意味で、キリストの体である教会に連なる私たちが、今、大切にしなければならないものは、神さまから与えられている一つ一つの命です。このような困難な状況の中にある私たちは、その命をかけがえのないものとして大切にすることを通して、深い痛みを抱えながらも世の光として共に神さまの栄光を現わす器としての歩みを続けて参りたいと思います。
感染された方々、懸命に治療に当たっている方々、またさまざまな影響を受けて困難な状況にある方々、そのすべての人の上に神さまの癒しと慰め、励ましとみ助けを祈りつつ。

4月5日以降の礼拝についてのPDF

主にありて

  2020年3月30日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修

 

【教区主教メッセージ】聖週、そしてご復活日に向けて(2020年3月13日)

重要なお知らせ:2020年03月13日

横浜教区の皆さまへ

聖週、そしてご復活日に向けて

 ✟主の平和
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月27日に、緊急避難的に3月1日と8日の主日礼拝を休止し、3月12日(木)までの間、礼拝・集会はごく小規模のものに限ることをお伝えいたしました。
皆さまの中には戸惑いと混乱・困惑が多々おありだったものとご推察申し上げますと共に、至らぬ点を重ねてお詫びいたします。そして、主日礼拝の休止という事態をご理解くださり、冷静に受け止めてくださっていることに深く感謝申し上げます。

 さて、3月10日(火)に開催されました常置委員会における協議を踏まえ、私たちがこれから迎えようとする、教会暦の中で最も厳粛かつ大切な主イエスさまの十字架への道行きを辿る聖週と、そして主が死に打ち勝たれたご復活に、何とかして私たちが共に教会に集められ主の命に陪かるために、誠に心痛むことではありますが、主日礼拝の休止を3月15日(日)以降29日(日)まで延長することといたしました。
新型コロナウイルス感染拡大については未だに収束の兆しは見えない状態にありますが、3月24日(火)に再度、聖週からどのようにして教会での礼拝がささげられるかについて協議し、その時点で考え得る実行可能な方法をお示しするようにいたします。
主のご復活を週ごとに記念する主日に、主の御体と御血に陪かることができないことに対して、私たちは霊の渇きを憶えずにはいられません。これは、この世の体の糧であるパンに飢えることではなく、主の命とその御言葉に対する飢えであると言えましょう。
私たちは世にある限り主イエスさまなしには生きられないのであって、主の御体と御血によって絶えず養われてゆかなければなりません。
私たちは今、その意味でほんとうの飢えを満たす糧に渇いていることに気付き、主が与えてくださる命の糧と主の口から出る一つ一つの御言葉を改めて求め始めています。
普段の生活の中で私たちにとって当然、あると思って来たもの、すなわち主の御体と御血を受けることができなくなって初めて、私たちは今、何を自分がほんとうに必要としているのか、何を求めるべきなのかを、改めて見出してゆこうとしているのです。

 主日礼拝休止の中で、教区内のすべての教会が実施することはできませんが、教役者はそれぞれ遣わされている教会の聖堂で、信徒お一人お一人のことを憶えて定時に祈りをささげています。信徒の皆さまも自宅やあるいはそれぞれの場所にあって、その時間に心を合わせてお祈りください。なお、主教座聖堂では、主日礼拝休止の期間も主日の11時に主教と小林司祭によって聖餐式がささげられています。
[3月22日(日)は10時30分より伊豆聖マリヤ教会で、出席者を原則、志願者と教父母に絞って、主教司式による聖餐式(その中で洗礼堅信式)をおささげします。]
それが今、私たちができる主日礼拝です。
ご高齢の方、また持病があるなどで健康に不安のある方は、決して無理をなさらず、感染が収束するまでの間、どうぞ自宅やそれぞれの場にあって、主日にささげられている祈りに心を合わせる形で主日をお守りください。

 今、こうした中にあって、否、だからこそ、私たちはほんとうに必要なものが何かを見つめ、それを熱心に求めています。主は十字架の受難と死を通って復活されます。私たちも主と共に罪に死に、そして神にあって生かされ、主イエス・キリストの御体と御血に陪かり、主のご復活を共に祝う時を信じて、この時を主の十字架の苦しみを思いつつ、共に過ごし、そして乗り越えて参りましょう。

 新型コロナウイルス(COVID 19)感染のために亡くなられた方々の魂の平安と、そして感染された方々、殊に重症化されている方々の快復を祈りつつ…

主にありて

2020年3月13日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修

【常置委員会メッセージ】荒れ野の40日から復活の命へ

重要なお知らせ:2020年03月13日

横浜教区 教役者・信徒各位

― 荒れ野の40日から復活の命へ ―

 3月10日(火)に教区主教臨席のもと常置委員会を開催し、この度の新型コロナウィルス(COVID-19)国内感染拡大を受け、今後の礼拝をどのようにしたらよいのかを話し合いました

既に2月4日(火)の常置委員会で新型コロナウィルスの対応策を議題にしており、この時点で1~2週間先が見極めの時期と判断し、陪餐についての配慮が必要であるとの認識をしました。2月7日(金)には教区主教から陪餐方法の指示が出され、2月14日(金)には教区から注意喚起が行われました。2月15日(土)にはクルーズ船を除く感染者の数が43名となり、この頃から急に感染者数の増加がみられるようになりました。

2月24日(月・祝)に日本政府の専門家会議から「これからの1~2週間が、急速な拡大に進むか収束かの瀬戸際」という見解が公表され、大多数の人が集まる集会やイベントが自粛要請されるようになり、そのような中、教区内でも相模原市、千葉市、市川市で“クラスター”と呼ばれる感染小集団が生まれるようになりました。

2月27日(木)、首相の全国の公立小・中・高校の臨時休校が要請されるという未曽有の出来事が起こりました。その背景には新型コロナウィルスの感染拡大の脅威があるものとして受け止め、教区主教との連絡の中で、3月1日(日)と8日(日)の教区内全教会の主日礼拝の休止という教区主教の決断を受け入れました。その後、横浜市、鎌倉市、柏市、松戸市、静岡市、南アルプス市でも全国的な拡大とともにその感染者を確認することになりました。3月9日(月)の時点でクルーズ船を除く国内感染者数が511名、死亡者数が17名となったことを確認し、この4週間のうちにその数が10倍以上になりました。

以上のことから、3月10日(火)の時点において、現状が感染拡大期から蔓延期初期に入ったと判断しました

3月10日(火)の常置委員会では、3月9日(月)に行われた日本政府の専門家会議の見解の公表を参考にしました。それは、「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているが、感染者の増加傾向は続き、警戒を緩めることはできない。」「また今回のウィルスは暖かくなると消えてしまうものではなく、半年、1年を超えて対応しなければならない。」というもので、「感染拡大を防ぐためには、“クラスター”の感染を防ぐことが重要とし、感染が確認された場所に共通していたのは、①換気の悪い密閉空間②多くの人が密集③近距離での会話や発声という3つの条件が重なっていたと分析し、これらが同時に重ならないような対策を呼びかける」としたもので、以下の原則を公表しました。「リスクを下げる3原則とは①換気を励行すること(2方向の窓を同時に開けること)②人の密度を下げること(人が集まる場合には互いの距離を1~2m程度あける)③近距離での会話や発声などを避けること(やむを得ない場合はマスクをつける)」で、この3原則に従って行動したうえで、「手洗い、手指の消毒、咳エチケットの徹底、共用品を使わない等の感染予防対策」を呼びかけるものでした。

このような専門家会議の知見を踏まえた時に、教会の聖堂や会館の中に何の準備や工夫もしない状態のままで、公共交通機関を使って、高齢者の多い信徒の皆さんが教会に多く集まってくることは非常に危険なことであると判断しました。私たちにとって、一緒に集まって礼拝することができない、聖歌を歌って皆で神さまを讃美することもままならない、聖餐をうけられずキリストの命にあずかることができないということは、信仰生活の命を絶たれかねない大問題であり、本当に心を深く痛めるものです。しかし、上述したような専門家の知恵に基づいて、各教会がそれぞれの準備と工夫が充分に整えられた時には、光が見えてくるように思います。私たちは未曽有の困難の中を歩んでおります。それは、文字通り、キリストの“荒れ野の四十日間”であり、神の霊によって与えられた試練であります。私たちの信仰が今こそ試されているのです。「たとえ死の陰の谷を歩んでも、わたしは災いを恐れない。あなたがわたしとともにおられ、あなたの鞭と杖はわたしを導く」という詩編23編の言葉を思いだし、次の聖パウロの言葉を思いだしましょう。「…苦難をも誇りとします。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(ローマ5:3~5)

私たちが、この四十日間の歩みの中で真に鍛えられた暁には、キリストの勝利である復活の命を、一同に集まって、必ず仰ぎ望み見ることができると堅く信じています。上よりの知恵をもって霊的な戦いに勝ち抜こうではありませんか。

主にありて

ホームページ用常置委員会20200313 のサムネイル

2020年3月13日

常置委員長 司祭 田澤利之
常置委員  司祭 宇津山武志
常置委員  司祭 片山 謙
常置委員  中林三平
常置委員  村井恵子
常置委員  高橋 保

主日の守り方について

重要なお知らせ:2020年03月4日

主日の守り方について3_2_20200303のサムネイル横浜教区の皆さまへ

✟主の平和
新型コロナウィルスの感染拡大に対して、急遽、主日礼拝の休止という今まで経験したことのない対応をいたしました。主日礼拝の休止を決めたのが2月27日(木)の夜遅くでしたので、皆さまの中にも戸惑いと混乱・困惑が多々おありだったものとご推察申し上げますと共に、至らぬ点を深くお詫びいたします。
それで、教区内において主日礼拝を休止するにあたり、以下のことをお願いいたします。
教役者の方々には、2月28日(土)にお知らせした内容と重複いたしますが、ご了承ください。

1)
主教座聖堂では、3月1日と8日の両日とも午前11時より、主教司式、小林祐二司祭補式にて聖餐式をささげます。会衆は、なしとします。
現任の教役者の皆さまは、それぞれ遣わされている教会の聖堂にて、またそれ以外の教役者および信徒の皆さまは、それぞれの自宅その他の場所にて、どうぞごいっしょください。同じ時間帯が難しければ、可能な時間帯で構いません。教区のそれぞれの場所にあって、共に祈りをささげ、主日の御言葉に耳を傾け、霊的にごいっしょしていただきたく思います。

2)
その日の説教につきましては、印刷して配布していただくのもよろしいかと思います。

 昨年来、繰り返し到来した台風による風水害、そして極端な暖冬に加え、今般の新型コロナウィルスの感染拡大と、私たちの周りだけでも心の痛む出来事が続いています。
その中で、私たちが何を本当に大切にしているか、その姿勢が厳しく問われているのではないでしょうか。
このような時こそ、改めて神さまに立ち返る時として、み子を通して私たちに与えられれている信仰に堅く立ち、困難を耐え忍び支え合いつつ、ますます地の塩、世の光として神さまの栄光を現す器としてごいっしょにその歩みを続けて参りたいと思います。

 上記にありますように、11時あるいはそれぞれの教会の主日礼拝の時間に合わせて、祈祷書209頁以下に、大斎始日から大斎節各主日の特祷と聖書日課の箇所が記載されております。その主日の特祷をささげ、旧約聖書、使徒書、福音書の御言葉を味わい黙想する中で、ごいっしょに主日を守って参りましょう。
大斎節各主日のテキストが、教区のホームページに掲載されますので、そちらもご覧ください。

 どうか、今後とも引き続き、感染拡大の予防にご留意くださいますようお願いいたします。
感染されたされた方々、殊に重症化した方々の快復と感染拡大が一日も早く収束することを祈りつつ

主にありて

3月4日

横浜教区主教
主教イグナシオ入江 修