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「立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい」
大斎節第3主日 司祭 テモテ 姜 暁俊小田原聖十字教会牧師秦野聖ルカ教会管理牧師 主にプロテスタント圏の神学論争ではありますが、教会の中で昔から議論されている神学の内、「アルメニアン主義とカルヴァン主義」というものがあります。これは神様か... -
「しかし、あなたがたは敵を愛しなさい」
顕現後第七主日 司祭 パウロ 眞野玄範甲府聖オーガスチン教会牧師長坂聖マリヤ教会管理牧師 「敵を愛せ」というイエスの教えをめぐる話し合いでよく聞かれるのが、家族が暴行を受けるようなことがあってもこの教えに従えるのか、という疑問です。加害者... -
欅の坂みち2022年2月号
『横浜教区報』2022年2月号1面より +主教イグナシオ 昨年12月のクリスマスは24日(金)のイヴ礼拝から始まり、降誕日深夜からは3回の聖餐式がささげられ、翌26日は主日に当たっていましたので、教役者にとってまことに厳しく“恵み深い”日程でした。 ... -
【教区主教メッセージ】『礼拝指針』改訂版(2022年1月版)
礼拝指針 横浜教区の皆様へ 昨年10月以降、新型コロナウィルスによる感染は落ち着いておりましたが、2022年を迎えて新たな変異種であるオミクロン株により感染が急拡大しており、首都圏では間もなくまん延防止等重点措置が適用される見通しです。 オミ... -
【教区主教メッセージ】礼拝指針の警戒レベルを上げることについて
横浜教区の皆さまへ 礼拝指針について 2022年1月14日 ✟主の平和 横浜教区では10月10日の主日より全教会で主日礼拝の公開が再開されたことは、私たちにとりまして大きな喜びであり恵みでした。しかしながら、年末から新たな変異株オミクロンによる感... -
世界ではじめのクリスマス
主教イグナシオ入江 修 『横浜教区報』2022年1月号巻頭言より クリスマス・メッセージ 「世界ではじめのクリスマスは ユダヤのいなかのベツレヘム」という、日本の巷のような華やかなクリスマスとは対照的でちょっと物寂しい曲調で始まる歌があります... -
欅の坂みち2022年1月号
+主教イグナシオ 『横浜教区報』2022年1月号1面より 12月の初め、前夜から翌朝の未明にかけては低気圧が通過して嵐になり、交通機関にも影響が出るほどでした。そして、12月の嵐は、色づいた欅の葉をあちこちにまき散らします。 嵐が去った後、まき散... -
【教区主教メッセージ】横浜教区の皆さまへ(新型コロナウイルス関連)
横浜教区の皆さまへ ✟主の平安をお祈りいたします。 主のご降誕を間近に控え、よき備えが整えられますように。 さて、既にご承知のことと思いますが、新型コロナウイルスの新たな変異種であるオミクロン株の市中感染が近づきつつある状況となっています。... -
女は荒れ野に逃げた-神の用意された場所があった
降臨節第4主日(夕の礼拝) 司祭 ダニエル 竹内 一也 黙示録の記者ヨハネは、12章に来て、これまでの天から地上を見おろす視点を変えて、地上から天を見上げてプロジェクター・スクリーンを見るようにして竜と女の戦いの場面を見ています。 「竜」... -
欅の坂みち2021年12月
+主教イグナシオ 子どもたちが独立してそれぞれが家庭をもつようになると、親としての役目はひと通り終わったかのように思われますが、かえって心配ごとが増えたように思います。 私たち夫婦は5人の子どもを授かりましたが、3人はもう独立し、1人は今... -
【教区主教メッセージ】『礼拝指針』改訂版(2021年11月9日)
横浜教区の皆さまへ 礼 拝 指 針 に つ い て 2021年11月9日 ✟主の平和 9月には感染の拡大が減少傾向となり、横浜教区では10月10日の主日より全教会で主日礼拝の公開が再開されたことは、私たちにとりまして大きな喜びであり恵みです。 10月... -
大切なもの
聖霊降臨後第24主日(特定27) 司祭 ダビデ 島田 征吾 この主日の福音書は、「律法学者を非難する」と「やもめの献金」と題されている箇所が朗読されます。「律法学者」と「やもめ」の行いが対照的に述べられています。人々から注目され尊敬されるた...