リレーコラム– Relay column –
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「一緒に食事をして喜ぼう ー洗礼と聖餐への招きー」
司祭 ヨハネ 前田 浩銚子諸聖徒教会牧師 聖霊降臨後第14主日(特定19) 皆さんはどう思いますか。ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出てしまったことを。「九十九の羊は、おりにあれど、一つは迷いて、野やまにあり」(聖歌三七三番)。こ... -
「キリストの平和を私たちの心に」
司祭 ルカ 片山 謙林間聖バルナバ教会牧師厚木聖ヨハネ教会管理牧師 聖霊降臨後第8主日(特定13) キリスト者ロシアのウクライナ侵攻により始まった両国の戦争により、多くの人命がその犠牲になっています。ロシアもウクライナもキリスト者の多い国である... -
「み言葉はあなたのごく近くにある」
司祭 トマス 吉田仁志 八日市場聖三一教会牧師 聖霊降臨後第5主日(特定10) キリスト者の信仰生活の基礎はイエスさまが教えてくださった「主の祈り」にあり、その本質は「み国が来ますように」という一節に凝縮されています。アングリカン・コミュニオン... -
「慰めの子」の生涯に想いを寄せて
司祭 エドワード 宇津山 武志静岡聖ペテロ教会牧師清水聖ヤコブ教会管理牧師 使徒聖バルナバ日 レビ族の人で、使徒たちからバルナバ―「慰めの子」という意味―と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフ》。彼は《マルコと呼ばれるヨハネ》の従兄弟でした。... -
一意専心の励まし
司祭 パウロ 窪田真人 沼津聖ヨハネ教会牧師伊豆聖マリヤ教会管理牧師 復活節第6主日 復活節第6主日に選ばれている福音書は、イエスさまの告別説教にあたる箇所です。 告別説教における主題はイエスさまが地上を去り、別れに際して、残された弟子たちの... -
「あなたがたは死んだのであって…」
イースター・メッセージ 主教 イグナシオ 入江 修 今年の復活日は4月17日と遅めの日程になっています。それは、復活日が月の満ち欠けによって毎年移動するためです。 さて、聖パウロはコロサイの信徒への手紙の第3章3節でこのように述べています。この... -
「立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい」
大斎節第3主日 司祭 テモテ 姜 暁俊小田原聖十字教会牧師秦野聖ルカ教会管理牧師 主にプロテスタント圏の神学論争ではありますが、教会の中で昔から議論されている神学の内、「アルメニアン主義とカルヴァン主義」というものがあります。これは神様か... -
「しかし、あなたがたは敵を愛しなさい」
顕現後第七主日 司祭 パウロ 眞野玄範甲府聖オーガスチン教会牧師長坂聖マリヤ教会管理牧師 「敵を愛せ」というイエスの教えをめぐる話し合いでよく聞かれるのが、家族が暴行を受けるようなことがあってもこの教えに従えるのか、という疑問です。加害者... -
世界ではじめのクリスマス
主教イグナシオ入江 修 『横浜教区報』2022年1月号巻頭言より クリスマス・メッセージ 「世界ではじめのクリスマスは ユダヤのいなかのベツレヘム」という、日本の巷のような華やかなクリスマスとは対照的でちょっと物寂しい曲調で始まる歌があります... -
女は荒れ野に逃げた-神の用意された場所があった
降臨節第4主日(夕の礼拝) 司祭 ダニエル 竹内 一也 黙示録の記者ヨハネは、12章に来て、これまでの天から地上を見おろす視点を変えて、地上から天を見上げてプロジェクター・スクリーンを見るようにして竜と女の戦いの場面を見ています。 「竜」... -
大切なもの
聖霊降臨後第24主日(特定27) 司祭 ダビデ 島田 征吾 この主日の福音書は、「律法学者を非難する」と「やもめの献金」と題されている箇所が朗読されます。「律法学者」と「やもめ」の行いが対照的に述べられています。人々から注目され尊敬されるた... -
目が見えるようになりたいのです
聖霊降臨後第22主日(特定25) 司祭サムエル北澤 洋 イエス様がエリコの町を出て行こうとされた時、バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていました。当時、目が見えないことは、自力で働くことができないことを意味しました。彼が生きるためにでき...